日銀短観とは何のことでしょうか?
日銀短観は日本銀行が行っている全国企業短期経済観測調査のことなのです。
かなり短縮されていますね。
日銀短観は日本銀行が行っている調査ということでマーケットからの注目が高いのが特徴です。調査は年4回3の倍数月に実施され結果は調査が済み次第公表されます。
速報性もありますから注目度が高いのもうなずけます。
日銀短観は約1万社の企業に調査票を送付して質問にこたえてもらうアンケートなのです。
日銀短観で注目度が高いものに業況判断DIというのがあります。
業況判断DIは業況が「良い」と答えた会社の割合から「悪い」と答えた会社の割合を引いたものです。
業況判断DIを見る場合は数値の変化が上昇なのか下降しているのかを見極めることが重要で業況判断Diが天井をつけて下落した場合は景気が後退局面に入っていることが多いのです。
逆に底をつけて上昇に転じた場合は景気の谷を過ぎて回復局面に入っていることが多いのです。
日銀短観って経済指標の速報(FXのニュース速報)で時々目にしますが
いったいどんなものだろうと思っていた時期がありましたが・・・
まさか日銀が行っている大規模なアンケート調査だったとは思いませんでした。
内閣府発表の景気DIと日銀発表の業況判断DIを間違わないようにしないといけませんね。