2011年08月23日

リスクに対してコストをかけられるか

前回の記事で
私が住宅ローンを全期間固定金利に借り換えしようという


企みを暴露してしまいましたが
その理由を書いておきます。


住宅ローンの相談を受けると


必ず


変動金利や固定金利など
の中からいくつかの提案をすることになります。


何を選択するかはお客様が決めること
私が決めることではありません。


ただし、
「杉本さんならどれを選びますか?」


と聞かれたら


「今の状況なら全期間固定金利を選びます」
です。


少し前までは変動で返済額を下げてどんどん返済していく
浮いた分を繰り上げ返済用にプールしていく


それができる人なら変動で十分でしょう
という考えもありました。
(あくまでもお客様の決めることですけどね)


私が今、1番リスクだと感じていること


それは日本の国債です。


3月の震災が起こる前から危険視されておりましたが


赤字国債の発行を可能にする法案も通るでしょうし
世界経済の流れに翻弄されるのみの政治


今まで以上に大量の国債が発行されることになります。


それでも国債は売れるでしょう。


アメリカ、ヨーロッパが瀕死の状態で
これだけ痛んでる日本がリスク回避先として選ばれているくらいですから


各金融機関など運用手段として国債を選ばざるをえない状況なので


きっと売れる。


そして安定が続く・・・
と思ってしまうのですが


少し先をみてみると


今がピークだとしたら?
アメリカやヨーロッパの状態が回復すると市場が判断したら?


リーマンショックの時のように
アメリカ、欧州の金融危機がタイミングをずらして日本にやってきたら?


最大の日本国債の購入先GPIF(年金運用機構)が
年金の支払いのため購入してる国債を売却しなければいけない状況になったら


たとえ国債が暴落しなかったとしても
市場に多く出回るもの価格は下がるのが世の常です。


予約して買う時の商品は高いままですが
大量に出回って売れ残ってる商品の価格は


売れる価格まで下がります。


何かのきっかけで国債の価格が下がりだした時


それでも日本は国債を発行し続けることになるのでしょうか?

国債は価格が下がれば金利が上昇するようにできています。
それは住宅ローンの金利に直結してきます。


そういうことを考えると


今からは固定にしておく方が安全ではないか
という結論になり行動しています。


これはあくまでも私の個人的な見解で
私個人のことでのみ行動しています。


今のまま、何事もなく低金利の時代が続けば
変動の方が圧倒的にお得になってしまいます。


が、


自分が危険だと思ったことには
コストをかけてでも取り組んでおきたいというのが


今の気持ちというか性格ですね。


変動金利と固定金利との差額は
リスクを限定させるためのコスト


それを払うのか払わないのかは
各自が考えて決めることだと思います。


ラベル:リスク コスト
posted by SON at 23:38| Comment(0) | TrackBack(0) | FP勉強日記 | 更新情報をチェックする
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